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堀池 寛; 秋場 真人; 荒木 政則; 松田 慎三郎; 松岡 守; 小原 祥裕; 奥村 義和; 柴沼 清; 田中 茂
Fusion Technology, 7, p.171 - 179, 1985/00
本報告はJT-60用イオン源のビーム引出し電極の機械的な湾曲を抑える方法の実験的研究について述べている。湾曲対策を施していないプラズマ電極は温度が上昇すると簡単に湾曲してしまう事が、冷却水管に熱水を流すことによってわかり、これを抑えるため板厚を厚くして変形しにくくした電極と、熱膨張を逃すため柔らかい構造とした電極の二種類を試作,試験した。熱水試験及び実際のビーム引出し試験の結果両電極共非常に良い特性を示し、両方共100kVにおいて40Aレベルの電流を10秒間引き出すことに成功した。プラズマ電極のたわみの許容値についても議論されている。
Do, V. K.; 山本 昌彦; 田口 茂郎; 高村 禅*; 久野 剛彦
no journal, ,
本件では、高放射性廃液中のSrに関する新しい分析手法として、固相抽出濃縮と液体電極プラズマ発光分光分析法を組み合わせた方法を開発した。固相抽出カラムは、Srレジンを長さ30cmのチューブに詰めて製作した。このカラムは、10回繰り返して使用可能であり、試料中のSr濃度を15倍ほど濃縮することができた。この固相抽出による前濃縮とLEP-OESを組み合わせてSrを分析した結果、分析時間は1.5時間、試料量5mLで模擬HALW中のSrを良好に定量することができた。